中西 繁 アート・トーク

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zoom RSS 大内田わこ著書 2

<<   作成日時 : 2017/04/21 08:05   >>

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目次の前に多くのヌスバウムの油絵作品が紹介されています。
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国吉や松本俊介の感覚に近い、悲しみをたたえた絵です。
本人がファン・ゴッホが好きだったというくらいで、
このほかの自画像などの絵にゴッホの絵をほうふつさせるものもあります。
ベルギーに亡命しているころ自宅アトリエが焼き討ちに合い、それまでの作品すべてが焼失してしまいます。
しかし、その後の逃避行の中で描き続けた作品170点余が逮捕・虐殺される直前に預けられたために残り、
現在は故郷に造られたヌスバウム館で公開されています。

本文は生い立ちからガス室に送り込まれるまでを時の順を追いながらその時代の背景を語り、ナチスの台頭からユダヤ人迫害、ゲットーに追いやり、逮捕、収容、絶滅への悲惨な状況を活写。その中でのヌスバウム夫妻の迫害から逃れる亡命生活。作品制作の様子を様々な資料と証言者を訪ねてのインタビューで解明して行きます。

大内田わこさんは元赤旗日曜版の有名編集長。アンネ・フランクの家のルポなど、第2次大戦でのホロコーストを一貫して取材されていました。その研究をさらに深めたいと編集長を辞退してのドイツ留学となったのだと僕は解釈しております。ジャーナリストと学究的調査、文章表現とが一体になった労作。とても困難なことを自ら歩いて調べ、書き表す。素晴らしいことです。


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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
楽しみに待っています。わたしもこの本購入してました。手に入れただけで安心して、本棚の奥へ……早速引っ張りでしてきて読み始めました。書評お待ちしています!! 【国義⇒国吉康雄かと】
デ・キリコ
2017/04/21 13:36

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