中西 繁 アート・トーク

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zoom RSS 川村吾蔵物語(彫刻家)

<<   作成日時 : 2017/05/13 02:59   >>

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昨日、1冊の本が贈られて来ました。今から9年前に出版された本で、
著者の新海輝雄氏は画家であり彫刻家。当時81歳の時の労作です。

片山廣子全歌集を編纂された秋谷保子様からの贈呈でした。
秋谷さんは著者の新海輝雄氏と交流があったとみられます。


凄い業績をあげられたのにあまり名前が知られてない彫刻家川村吾蔵の全生涯をまとめた本です。
郷里が生んだ芸術家の、その足跡を残しておきたいと記した労作です。


贈られた意味がよくわからないまま広げてみて、読み始めると、止まらなくなりました。ロダンとカミューユ・クローデルのところで、著者はまた、吾蔵もまたそういう評価なのでしょうが、≪ロダンは弟子の創ったものにサインを入れただけ、≫との断定に、僕は同意できず読むのを止めたのです。が、そのあとも気になり拾い読みしながら、また前に戻ったり・・・。マッカーサーの胸像を創ったり靖国神社から注文の「大東亜」という群像を創ったり、
体制に沿った作品がありながらも、長く住んだ米国と日本との間で翻弄され、戦争に翻弄されながら生きた芸術家の一生の複雑さと、多くの人との出会いと支援によって可能になって行く創造活動。再婚
した妻栞さんは平塚らいてうさんとともに婦人の人権運動をされた方。明治維新の文明開化から始まり、第2次大戦以後までの長い歴史とその中での芸術家の生涯をたどることは、とても考えさせられるものがありました。

6月には伊那で個展がありますし、その後清里の友人を訪ねようと連絡がついた日に、すぐ近くが郷里の芸術家の伝記が届いたのです。何か因縁めいたことも感じたのです。
ここに、紹介し、IAVの文庫に入れようと思うのです。

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著者と写っている方は吾蔵の娘にあたる方。
題名の「ぽっかり ふんわり」は、亡くなる直前に横須賀の聖ヨゼフ病院から見た雲を、
自分の人生になぞった言葉。
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